インドの治安
インドに入るためには、ビザが必要です。
今までいろんな国に行きましたが、
ビザを取ったのは、初めてです。
インドビザセンターに持って行くのは、
代理店にお願いしましたが、
その書類作成だけでも、かなり面倒でした。
ジブンの出身地や転居歴、
宗教はもちろんのこと、
父母の職業や出身地まで、
英語で記入しなくてはなりません。
写真は、背景から表情まで、
細かい規制があります。
家庭撮りはほぼアウトと言われ、
駅のスピード写真ボックスで撮ったところ、
顔の大きさでダメ出しをくらい、
結局、写真屋で撮影してもらいました、
外務省の危険情報によると、
インドは、真っ黄色。
すなわち、レベル1の
「注意が必要」地域です。
インド国内ではどこも、
セキュリティーチェックが課せられました。
ホテルはもちろん、
スーパーもショッピングモールも、
入口で、かばんを念入りにチェックされます。
その後、女子と男子に分かれ、
長い列に並ばされます。
女子は女子職員に、
センサーと触診で、身体中をチェックされます。
かばんを預けないと、入れないショップもあり、
気軽に、他の店と行き来することができません。
観光地でも、大きめのかばんは、
持ち込み出来ません。
ポシェットやワンショルダーの大きさなら、セーフです。
中身は、ペンや菓子類は、没収され、返してもらえません。
私は、金属アレルギーなので、腕時計ができません。
日本では、携帯で時間を見るのですが、
インドには電波がないので、携帯も使えません。
しかたないので、リング型の時計を
チーフにはめていました。
それを咎められ、別室行きです。
「ジャストアウオッチ」と言っても、
信じてもらえません。
何人もから、不機嫌な顔で、チェックされました。
また、デリー市内では、
車に日よけのカーテンをすることはできません。
ベンツでも、窓をシールドできません。
車内が丸見えでないと、走行御法度です。
ISのテロせいなのか?前からこうなのか?
わかりません。
インドはインドなりに、テロを防衛しています。
シルバーウイークの旅行でしたが、
観光地に日本人観光客は、皆無でした。
空港の日本便の搭乗口でさえ、
団体の観光客は、いませんでした。
日本人は、ビジネスマンか、バックパッカーか、
現地派遣家族です。
帰って、旅行会社の前を通ると、なるほど、
「インド」の文字のパンフは、見当たりません。
インドは、日本人によほど人気がないのでしょう。
こんなインドから、
63人全員が、無事に帰って来れて、
ほんと、良かったです。
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